しっかりか、NYダウ反発が好材料

2018年4月26日 08:58

◆26日の香港マーケットは、NYダウの反発が買い安心感を誘う流れか。
 外部環境は落ち着きつつある。昨夜の米株市場では、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.05%安と5日続落したが、主要指標のNYダウが0.25%高と6日ぶりに反発した。米長期金利の上昇基調は重しとなるものの、好業績銘柄の上昇が相場を支えている。佳境に入った主要企業の1~3月期決算では、航空機のボーイングが増収増益となり、18年12月通期決算の1株利益見通しを上方修正した。同社株は4.2%高と急伸している。また、フェイスブックが引け後に公表した四半期の純利益は過去最高を記録。同社株は時間外取引で、大幅に上昇している。
 中国国内の環境もそれほど悪くない。25日の本土市場では、主要指標の上海総合指数が0.4%安と反落したが、下値を叩く動きはみられなかった。前日に指数は2.0%上昇し、ほぼ全面高で引けていたため、利食い売り圧力が意識された格好。時価総額上位の金融やエネルギー株などが売られたものの、成長性の高いITハイテク・バイオ関連の銘柄は物色された。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数は0.7%高と続伸している。
 こうした環境の下、本日の香港マーケットは全体としてしっかりとした展開か。米金利上昇は金融政策で米国に追随する香港でもマイナス材料となる恐れがあるものの、NYダウの反発が買い安心感につながる可能性が高そうだ。また、米国と同様に、香港上場企業の業績も総じて良好。業績動向を手がかりにした物色もみられよう。なお本日は、中国建設銀行(939/HK)や中信銀行(998/HK)、中国人寿保険(2628/HK)、中国平安保険(2318/HK)、新華人寿保険(1336/HK)、海通証券(6837/HK)、中国銀河証券(6881/HK)、華泰証券(6886/HK)、中国海外発展(688/HK)、広州汽車集団(2238/HK)、中国石油化工(386/HK)、中国東方航空(670/HK)、中国国際航空(753/HK)、国薬HD(1099/HK)、中国中車(1766/HK)などが1~3月期決算の公表を予定している。
 本土マーケットも堅調か。上場企業の業績期待が支えになりそうだ。現地メディアが25日に報じたところによれば、今月24日までに中間業績見通しを報告したA株上場324社のうち、74%の企業が増益や黒字転換など業績が改善したことを明らかにした。ただ、上値を買い進む動きは限定的か。週末から中国本土は連休となるため(4月28日~5月1日)、様子見ムードが強まることもあろう。

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