売り先行か、米中の景気懸念が逆風に

2019年1月4日 09:16

◆4日の香港マーケットは、米中の景気懸念で売られる展開か。
 外部環境はネガティブ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比2.8%安と3日ぶり、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が3.0%安と6日ぶりにそれぞれ反落した。景気先行きの警戒感で売られる。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業景況感指数は予想以上に悪化し、2年1カ月ぶりの水準に低下した。また、米アップルが前日の取引終了後、「中国販売の落ち込みが想定以上だった」として、2018年10~12月期の売上高予想を大幅に下方修正したこともマイナス。同社株は約10%下落し、ハイテク株全体にも売りが波及した。
 一方、3日の本土株市場では、主要指標の上海総合指数が0.04%安と小幅ながら続落。官民公表の昨年12月・製造業PMIがそろって節目の50を割り込むなか、中国景気の先行きを不安視した売りが続いている。ただ、下値は限定的。指数は直近の下落ピッチが速いこともあり、自律反発狙いの買いが散見された。また、中国人民銀行(中央銀行)が2日、小規模企業への融資に関する商業銀行の評価基準を緩和すると発表するなど、当局の景気テコ入れスタンスも相場の下支え要因となっている。
 こうしたなか、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。米中指標が悪化するなか、世界景気の鈍化懸念が強まっている。ただ、中国の政策期待は持続。売り一巡後は、政策で恩恵を受けやすい銘柄群を物色する動きもみられよう。本土マーケットも香港と同様に、反発のタイミングをうかがう流れとなりそうだ。

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