大引け:ハンセン0.03%安と5日ぶり反落、カジノセクターは急伸

2017年2月14日 17:44

 14日の香港マーケットは小幅ながら値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比7.97ポイント(0.03%)安の23703.01ポイントと5日ぶり、本土企業株で構成されるH株指数は3.40ポイント(0.03%)安の10254.44ポイントと7日ぶりにそれぞれ反落した。売買代金は855億900万香港ドルにやや縮小している(13日は907億9700万香港ドル)。
 高値警戒感が浮上。昨日の相場では、ハンセン指数が4日続伸で約4カ月ぶり、H株指数が6日続伸でおよそ1年3カ月ぶりの高値をそれぞれ切り上げていた。もっとも、下値は限定的。中国指標の改善が支えとなっている。朝方公表された今年1月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろって上振れたことが確認された。CPIの上昇率は前年同月比2.5%(予想は2.4%)、PPIは同6.9%(同6.5%)で着地。企業活動の目安となるPPIが先月に続き上昇し、約5年5カ月ぶりの高水準に達した。こうしたなか、中国景気の持ち直しが連想されている。
 業種別では、石油関連セクターがさえない。石油生産大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.5%安、石油・化学大手の中国石油化工(サイノペック:386/HK)が1.3%安、油田掘削サービスの中海油田服務(チャイナ・オイルフィールド・サービシズ:2883/HK)が1.7%安で引けた。
 海運セクターも売られる。中遠海運HD(1919/HK)が3.4%、中遠海運発展(2866/HK)が2.2%、中遠海運能源運輸(1138/HK)が1.5%ずつ値を下げた。
 一方、マカオ・カジノセクターは急伸。銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が6.9%高、新濠国際発展(メルコ・インターナショナル:200/HK)が5.8%高、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が4.9%高で引けた。大手ブローカーのシティグループが最新リポートで、「2月のカジノ売上高は順調に伸びる」と予測したことなどが材料視されている。
 米アップルとの取引が多い銘柄群も上げが目立つ。光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.6%高、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が1.2%高と上昇した。アップルの次期携帯端末「iPhone8」の発表に関する話題が市場で広がるなか、部品受注の期待が高まっている。
 一方、本土市場は小幅ながら5日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.03%高の3217.93ポイントで取引を終えた。中国の指標改善が支え。中国人民銀行(中央銀行)による金融引き締めなどを警戒して売られたものの、引け際になって買いが優勢となっている。

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