大引け:ハンセン0.2%安と続落、カジノセクターさえない

2017年2月1日 17:40

 春節(旧正月)連休明け1日の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比42.39ポイント(0.18%)安の23318.39ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が47.44ポイント(0.48%)安の9756.61ポイントとそろって続落した。売買代金は577億6100万香港ドルとなっている(半日商いの1月27日は295億8500万香港ドル)。
 外部環境の不透明感が重し。トランプ米大統領が一部イスラム圏からの入国制限を発令したことなどを受け、世界経済に与える悪影響が懸念されている。香港休場中に、欧米株市場が軒並み下落したことも逆風だ。ただ、大きく売り込む動きはみられない。指数は引けにかけて、下げ幅を縮小させた。朝方公表された今年1月の中国製造業PMIは51.3。節目の50を超えて推移したものの、前月比で0.1ポイント低下した。
 業種別では、マカオ・カジノセクターが安い。銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)と澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)がそろって2.7%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.2%ずつ下落した。今年1月の域内カジノ売上高が前年比3.1%増に留まり、事前予想(8.5%増)に届かなかったことが売り材料視されている。
 他の個別株動向では、米アップルに部品供給する光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.0%安、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が2.6%安とさえない。中国の「iPhone」販売シェア低下が嫌気された。2016年のメーカー・ブランド別中国スマホ販売ランキング(出荷ベース)によると、「iPhone 6S」は販売シェアが2%に縮小。広東欧珀移動通信の「OPPO R9」がシェア4%で首位に浮上した。「iPhone」は12年以来で初めて首位陥落している。
 半面、産金株は逆行高。中国黄金国際資源(2099/HK)が6.5%、霊宝黄金(リンバオ・ゴールド:3330/HK)が2.7%、招金鉱業(1818/HK)が2.6%、紫金鉱業集団(2899/HK)が2.3%ずつ上昇した。金相場の先高観が浮上した。米大統領の政策に対する不安感が広がるなか、安全資産としての金が世界で買われている。
 一方、本土市場は、春節連休に伴い2日まで休場。3日から取引が再開される。

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