大引け:ハンセン1.2%高と反発、本土系銀行セクターが相場けん引

2017年2月15日 17:37

 15日の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比291.86ポイント(1.23%)高の23994.87ポイント、本土企業株で構成されるH株指数は181.60ポイント(1.77%)高の10436.04ポイントとそろって反発した。ハンセン指数は約5カ月ぶり、H株指数はおよそ1年3カ月ぶりの高値をそれぞれ切り上げている。売買代金は1110億3500万香港ドルに拡大(14日は855億900万香港ドル)。昨年9月以来の商いだった。
 内外の好材料で投資家心理が上向く。米国の景気期待が強まるなか、昨夜のNYダウが4日連続で史上最高値を更新したことが好感された。中国では、直近で公表された経済指標が総じて良好だったため、国内景気の先行きが楽観されている。
 中国人民銀行(中央銀行)が14日に発表した金融統計では、国内金融機関の人民元建て新規融資が今年1月に2兆300億人民元(約33兆7980億円)へと拡大。市場予想にはとどかなかったものの、前月実績(1兆400億人民元)を大幅に超過している。また、融資対象がより広範で、実体経済の流動性を示す社会融資総量は、市場予想(3兆人民元)を上回る3兆7400億人民元に膨らんだ。
 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系銀行株が急伸。中国建設銀行(939/HK)が5.0%高、中国銀行(3988/HK)が3.9%高、中国工商銀行(1398/HK)と交通銀行(3328/HK)がそろって2.8%高で引けた。
 原発関連セクターも上げが目立つ。原子力発電で中国最大手の中国広核電力(CGNパワー:1816/HK)が6.6%高、中国広核集団(CGN)傘下でウラン商社の中広核鉱業(1164/HK)が3.3%高、発電設備の上海電気集団(2727/HK)が7.8%高、ハルビン動力設備(1133/HK)が3.5%高と値を上げた。原子力産業を支援する5カ年計画(2016~20年)への期待感が強まっている。
 一方、本土市場は6日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比4.94%安の3212.99ポイントで取引を終えた。戻り待ちの売りに押される。上海総合は昨日まで5日続伸し、約2カ月ぶりの水準を回復していたため、高値警戒感が浮上していた。直近で上げの目立っていたインフラ関連株、非鉄株などがさえない。

内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

ashuir_bnr02

購読者様専用フォーム

ログインステータス

You are not logged in.

検索

メルマガのご案内

カテゴリー

ashuir_bnr02