香港大引:ハンセン0.7%高で反発、資源・素材セクターに買い

2018年11月6日 17:49

 6日の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比186.57ポイント(0.72%)高の26120.96ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が87.72ポイント(0.83%)高の10632.64ポイントとそろって反発した。売買代金は812億3100万香港ドルに縮小している(5日の売買代金は924億5600万香港ドル)。
 引けにかけて買われる流れ。取引時間中に公表された9月のドイツ製造業受注が予想外(前月比+0.3%、予想は-0.6%)に上昇したことで、欧州景気の上向きが意識された。米中間選挙の投開票を6日(現地時間)に控え、結果を見極めたいとするスタンスが売買を手控えさせたものの、ドイツ指標の公表後に指数は上値を伸ばしている。
 ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が3.5%高、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)と香港系不動産の太古A(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)がそろって2.8%高と上げが目立った。
 業種別では、石油や非鉄の資源がしっかり。上記した中国海洋石油のほか、中国石油天然気(857/HK)が2.2%高、中国石油化工(386/HK)が1.8%高、新疆新キン鉱業(3833/HK)が3.9%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が3.0%高、江西銅業(358/HK)が1.8%高で引けた。
 キャリアや設備・工事などの通信関連セクターも物色される。中国電信(728/HK)が2.1%高、中国聯通(762/HK)が2.0%高、中国移動(941/HK)が1.4%高、中興通訊(ZTE:763/HK)が5.7%高、中国通信服務(552/HK)が2.8%高、京信通信系統HD(2342/HK)が2.7%高と値を上げた。第5世代(5G)通信の事業者ライセンスは早ければ年末までに発給される――との観測が支援材料。中国工程院の専門家は、「現在の段階は最終レベルに近づいている」と述べた。
 半面、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.8%安、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(2018/HK)が3.5%安とそろって続落した。両社が部品供給する米アップルの「iPhone」に関し、販売鈍化の懸念が強まったことを引き続き売り材料視している。アップルは製造委託先に、最新モデル「XR」の製造ライン増設を中止するよう要請した――などと報じられた。そのほか、ICファウンドリーの華虹半導体(1347/HK)が3.1%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.7%ずつ下げている。
 本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.23%安の2659.36ポイントで取引を終えた。消費関連株が安い。自動車株、金融株、インフラ関連株なども売られている。半面、不動産株は急伸した。

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