香港大引:ハンセン0.8%高と反発、10年ぶり高値水準

2017年11月9日 17:41

9日の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比228.97ポイント(0.79%)高の29136.57ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が168.41ポイント(1.45%)高の11744.54ポイントとそろって反発した。ハンセンは約10年ぶりの高値水準に達している。売買代金は1144億6700万香港ドル。今年2番目の大商いとなった8日の1387億8300万香港ドルから縮小した。  中国指標を材料視。今年10月の中国物価統計が朝方公表され、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろって予想を上回ったことがプラス材料だ。国内消費の堅調さと、企業活動の上向きが意識されている。昨夜の米株高値更新なども支援材料となり、指数は終日プラス圏で推移した。ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が0.6%高と反発。出資先の有力ベンチャー企業が相次ぎIPO手続きに着手するなか、含み益が大幅に膨らむとの見方が広がっている。同社初の分離上場となる閲文集団(チャイナ・リテラチュア:772/HK)は8日に新規上場(公募比86.2%高で初日を終了)。電子書籍ストアを運営する同社は本日、1.6%高で取引を終えた。テンセントはまた、写真・動画共有アプリ「スナップチャット」運営の米スナップ(SNAP/NYSE)に対し追加出資。業容の拡大も期待されている。  H株保険セクターも軒並み上昇。新華人寿保険(1336/HK)の4.1%高を筆頭に、中国人民保険集団(1339/HK)が3.9%高、中国平安保険(2318/HK)が3.7%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.3%高、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.2%高で引けた。半導体セクターも高い。ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が6.9%高と買い進まれたほか、同じくICファウンドリーの華虹半導体(ファホンセミコンダクター:1347/HK)が1.1%、ICパッケージング・テスティング機器最大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が1.4%ずつ上昇した。  本土マーケットは4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.36%高の3427.79ポイントと4日続伸し、終値ベースで1年10カ月ぶりの高値を更新した。石炭や石油など資源株が買われ、全体相場の上昇を支えている。朝方発表された10月の中国物価指標が市場予想を上回ったことも支援材料となった。
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