香港大引:ハンセン2.1%安と続落、ハイテク関連が急落

2017年12月6日 17:56

 6日の香港マーケットは値下がり。主要51銘柄で構成されるハンセン指数が前日比618.00ポイント(2.14%)安の28224.80ポイント、本土企業株で構成されるH株指数は322.11ポイント(2.80%)安の11162.58ポイントとそろって続落した。下落率はそろって今年最大を記録している。売買代金は1626億5500万香港ドルに拡大した(5日は1018億6500万香港ドル)。
 内外環境の不透明感が重し。中国では、金融市場への監督管理強化に対する警戒感や、年末に向かい市中資金がひっ迫するとの懸念が高まっている。中東情勢の緊迫化も不安視された。トランプ米大統領は5日(米時間)、在イスラエル米国大使館をテルアビブからエルサレムに移設する考えを中東各国に伝達。アラブ連盟(22カ国・機構)は緊急会合を同日に開き、連盟の事務局長は「地域全体に悪影響を及ぼす危険な措置だ」と警告した。香港市場は自律反発狙いの買いが先行したものの、徐々に売りの勢いが増し、中盤から一段安となっている。
 ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(51のうち48が下落)。なかでも、ハイテク関連株の下げが目立つ。光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が12.5%安、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が7.3%安と急落した。
 半導体セクターに売りが継続。ICパッケージング・テスティング機器最大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が5.4%安、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.1%安、同業の華虹半導体(ファホンセミコンダクター:1347/HK)が4.1%安で引けた。
 中国の自動車セクターも安い。広州汽車集団(2238/HK)が9.0%、吉利汽車HD(175/HK)が8.4%、比亜迪(BYD:1211/HK)が7.0%、長城汽車(2333/HK)が3.8%ずつ下落した。
 非鉄や建材、鉄鋼の素材セクターも売られる。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が6.6%安、江西銅業(358/HK)が5.0%安、中国建材(3323/HK)が8.2%安、中国中材(1893/HK)が7.7%安、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が5.8%安、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が5.3%安、鞍鋼(347/HK)が4.5%安と値を下げた。
 本土マーケットは3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.29%安の3293.96ポイントで取引を終えた。資源・素材株が下げを主導。銀行・保険株、海運・空運株、自動車株、不動産株なども売られた。

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