香港大引:ハンセン2.3%高で4日続伸、吉利汽車が8.4%上昇

2019年1月9日 17:44

 9日の香港マーケットは大幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比586.87ポイント(2.27%)高の26462.32ポイントと4日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が224.47ポイント(2.22%)高の10358.21ポイントと5日続伸した。売買代金は1127億2900万香港ドルに拡大している(8日は744億7900万香港ドル)。昨年12月3日以来、約1か月ぶりに大台1000億人民元を回復した。
 米中通商協議の進展が伝えられるなか、投資家のリスク選好が強まる流れ。北京で7日から開始された米中両国による次官級の貿易協議に関し、トランプ米大統領は8日、自身のツイッターに「非常にうまく進んでいる」と投稿している。建設的な一定の成果があった――と判断されるなか、米中通商協議は当初予定を延長して9日まで開かれた(米当局者は9日午後、協議終了と発言)。中国の政策期待も追い風。複数のメディアは8日、「国家発展改革委員会の寧吉テツ副主任がテレビ取材に応じ、自動車や家電など重点製品の消費を促すための政策を年内実施する方針を示した」と報じた。
 ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面高(50のうち48が上昇)。民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が8.4%高、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(2018/HK)が6.4%高、マカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)と中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)がそろって4.6%高、国有石油大手の中国石油化工(サイノペック:386/HK)が4.5%高と値上がり率上位に並んだ。
 業種別では、自動車がしっかり。上記した吉利汽車のほか、長城汽車(2333/HK)が9.3%、広州汽車集団(2238/HK)が6.9%、東風汽車集団(489/HK)が2.9%、北京汽車(BAICモーター:1958/HK)が2.8%ずつ上昇した。
 家電セクターも急伸。海信家電集団(921/HK)が11.3%高、創維数碼HD(スカイワース・デジタル:751/HK)が8.1%高、TCL電子HD(1070/HK)が6.9%高、海爾電器集団(ハイアール電器:1169/HK)が6.2%高と値を上げた。
 他の個別株動向では、心臓・脳血管薬で国内最大手の四環医薬HD集団(460/HK)が7.5%高と急反発。同社が開発を進める糖尿病治療の新薬「加格列浄(Janagliflozin)」について、臨床試験フェーズ3が開始されたことを材料視している。
 本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.71%高の2544.34ポイントで取引を終えた。自動車株と消費関連株が急伸。不動産株、医薬品株、資源・素材株、金融株、運輸株、ハイテク株なども物色されている。

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