18/11/06 銘柄ピックアップ:騰訊(テンセント:700/HK)

2018年11月6日 18:06


◆銘柄ピックアップ◆


テンセント:「ゲーム実名確認」全面実施へ、
収益下押しの懸念強まる

6日終値 292.00香港ドル(前日比0.14%安) 18年予想PER 31.5倍

 昨日(5日)の香港マーケットで、インターネットサービス中国最大手の騰訊(テンセント:700/HK)が一時5.5%下落するなど軟調な値動きを強いられた(本日も0.1%続落)。配信するすべてのオンラインゲームを対象に、実名チェックと未成年規制を導入する方針を示したことが売り材料。収益へのマイナス影響が懸念された格好だ。ただ、証券ブローカー各社は引き続き強気のスタンス。長期的な成長路線は変わらないとの見方がなお優勢だ。また、オンラインゲーム規制が強化される中、その影響を受けない法人向け事業を強化する方針を示したことも前向きに評価されている。以下、テンセントのゲーム事業や経営戦略を巡る最新動向を確認した上で、ブローカー各社のレーティングを紹介したい。

 まず、ゲームの実名チェックについて、弊社ニュース(5日配信)で最新動向を確認しておく。
………………………………………………………………………………………………
●テンセントが「ゲーム実名確認」全面導入、未成年の利用制限

 インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)はこのほど、人気ゲームの「王者栄耀」に続き、すべてのゲームを対象に実名チェックと未成年規制を導入する方針を明らかにした。まずは年内に、人気のスマホゲーム9タイトルから導入。2019年には、他のスマホゲーム、PCゲームへと広げていく考えだ。香港メディアが5日伝えた。

 同社が「健康系統」と呼ぶこのシステムは、新規ユーザーが最初にゲームを始める際、政府公安部門のデータベースに接続してチェックを行い、未成年(中国では満18歳)かどうかを判断。未成年の場合は、プレイ時間を制限する仕組みだ。同社は9月、「王者栄耀」を対象に「健康系統」の導入を発表。10月25日に北京市で導入した後、適用エリアを拡大しており、11月末までに全国範囲で導入を終える計画を明らかにしている。

 「健康系統」では、未成年の1日当たり最大プレイ時間を制限。12歳以下で1時間、13~18歳未満で2時間に規制する。制限時間を超えると、プレイヤーは強制的にログアウトされる形。また、12歳以下に関しては、午後9時~翌午前8時のログインが不可となる。

 現在、「健康系統」が実施されている「王者栄耀」を巡っては、その人気ぶりが社会現象になり、政府系メディアが青少年の「ゲーム中毒」への懸念からテンセントを名指し批判する事態にまで発展した経緯がある。2015年11月にリリースされ、月間アクティブユーザーは最高で1億9900万人を記録した。
………………………………………………………………………………………………
実名確認の全面実施により、収益の下押しが懸念される状況。シティグループは最新リポートで、向こう数四半期の売り上げに影響する可能性を指摘している。ただ、実名チェックそれ自体は当局による批判をかわし、現状を打開するためのもの。実際、テンセントが実名確認の実施を発表した9月以降、ゲーム業界に対する当局の姿勢は「やや軟化した」との見方がある。例えば、共産党系機関紙の人民日報は10月31日に掲載した論説記事で、「オンラインゲームそれ自体は“洪水や猛獣”の類ではなく、その危険性は“依存症”にある」と指摘。市場では、これまでオンラインゲームの弊害を厳しく非難していた論調とは明らかに変化した――と受け止められている。

<法人向け事業強化も影響回避の一環>

 また、テンセントは9月末、会社組織の再編を発表。クラウドサービスなど法人向け事業を集約し、同事業をテコ入れする方針を明らかにしている。クラウドのほか、ビッグデータや人工知能(AI)を活用した小売、教育、医療など各種事業に注力していく考えだ。

 当局の規制強化を受け、オンラインゲームなど個人向け事業の先行き不透明感が強まっていることが背景にある。証券ブローカー各社は同戦略を前向きに評価。例えばモルガン・スタンレーは、自動車メーカーなどとの提携を通じて法人向け事業のさらなる成長が期待できると分析している。その上で、目標株価を420.00香港ドル、投資判断を「オーバーウエート」に維持した。

 テンセントを巡ってはほかに、来週14日に発表予定の第3四半期(7~9月)決算が目先の焦点となりそうだ。BOAメリルリンチは最新リポートで、同期売上高が前年同期比21%増の790億人民元に達すると予想。うちゲーム収入は前年同期比で3%減少するものの、前四半期比では4%増加するとみている。

【会社概要】
「QQ」で知られる総合ネット企業大手。VASとオンライン広告が2本柱。看板商品の「QQ」で築いた顧客基盤とブランド力を背景に、SNSやオンラインゲームなど新サービスを打ち出してきた。近年は、スマホ向けメッセージアプリ「微信」の利用者が急増。同サービスを基盤に、各事業の収益を伸ばしている。戦略投資にも意欲的。11年にセキュリティソフトの金山軟件(3888/HK)、14年にECの京東商城に出資したほか、16年にはフィンランドのゲーム大手スーパーセルを買収。17年以降は小売事業に投資し、永輝超市(601933/SH)、カルフール中国への出資が相次いで明らかとなった。

<html>
<head>
<title></title>
</head>
<body>
<dl>
<dt>
<div align=”left”>
<table width=”600″ align=”left”>
<tbody>
<tr>
<td>
<font color=”#0000ff” ><font color=”#000000″ >
<br>

</font></font>
<font color=”#0000ff” size=”6″>

<p align=”center”><strong><font face=”MS ゴシック”>◆銘柄ピックアップ◆</font></strong></font><font face=”MS ゴシック”><br></font><font face=”MS ゴシック”>

<hr>
</font></p>

<p align=”center”><font face=”MS ゴシック”><font color=”#ff00ff” size=”5″><strong>テンセント:「ゲーム実名確認」全面実施へ、<br>
収益下押しの懸念強まる</strong></font> </font></p>
<p align=”center”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″ face=”MS ゴシック”
>6日終値 292.00香港ドル(前日比0.14%安) 18年予想PER 31.5倍</font></font><font color=”#0000ff” size=”5″>  <p></p>
<p align=”center”><img border=”0″ alt=”" src=”http://www.ashuir.com/merumagashozai/img1811/181106_1.jpg” width=”554″ height=”342″>
</p>

<p></p>

</font></font></font>
<p></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> 昨日(5日)の香港マーケットで、インターネットサービス中国最大手の騰訊(テンセント:700/HK)が一時5.5%下落するなど軟調な値動きを強いられた(本日も0.1%続落)。配信するすべてのオンラインゲームを対象に、実名チェックと未成年規制を導入する方針を示したことが売り材料。収益へのマイナス影響が懸念された格好だ。ただ、証券ブローカー各社は引き続き強気のスタンス。長期的な成長路線は変わらないとの見方がなお優勢だ。また、オンラインゲーム規制が強化される中、その影響を受けない法人向け事業を強化する方針を示したことも前向きに評価されている。以下、テンセントのゲーム事業や経営戦略を巡る最新動向を確認した上で、ブローカー各社のレーティングを紹介したい。<br>
<br>
</font></font></font><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> まず、ゲームの実名チェックについて、弊社ニュース(5日配信)で最新動向を確認しておく。<br>
………………………………………………………………………………………………<br>
●テンセントが「ゲーム実名確認」全面導入、未成年の利用制限</font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)はこのほど、人気ゲームの「王者栄耀」に続き、すべてのゲームを対象に実名チェックと未成年規制を導入する方針を明らかにした。まずは年内に、人気のスマホゲーム9タイトルから導入。2019年には、他のスマホゲーム、PCゲームへと広げていく考えだ。香港メディアが5日伝えた。</font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> 同社が「健康系統」と呼ぶこのシステムは、新規ユーザーが最初にゲームを始める際、政府公安部門のデータベースに接続してチェックを行い、未成年(中国では満18歳)かどうかを判断。未成年の場合は、プレイ時間を制限する仕組みだ。同社は9月、「王者栄耀」を対象に「健康系統」の導入を発表。10月25日に北京市で導入した後、適用エリアを拡大しており、11月末までに全国範囲で導入を終える計画を明らかにしている。</font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> 「健康系統」では、未成年の1日当たり最大プレイ時間を制限。12歳以下で1時間、13~18歳未満で2時間に規制する。制限時間を超えると、プレイヤーは強制的にログアウトされる形。また、12歳以下に関しては、午後9時~翌午前8時のログインが不可となる。</font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> 現在、「健康系統」が実施されている「王者栄耀」を巡っては、その人気ぶりが社会現象になり、政府系メディアが青少年の「ゲーム中毒」への懸念からテンセントを名指し批判する事態にまで発展した経緯がある。2015年11月にリリースされ、月間アクティブユーザーは最高で1億9900万人を記録した。<br>
………………………………………………………………………………………………<br>

</font></font></font><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”>実名確認の全面実施により、収益の下押しが懸念される状況。シティグループは最新リポートで、向こう数四半期の売り上げに影響する可能性を指摘している。ただ、実名チェックそれ自体は当局による批判をかわし、現状を打開するためのもの。実際、テンセントが実名確認の実施を発表した9月以降、ゲーム業界に対する当局の姿勢は「やや軟化した」との見方がある。例えば、共産党系機関紙の人民日報は10月31日に掲載した論説記事で、「オンラインゲームそれ自体は“洪水や猛獣”の類ではなく、その危険性は“依存症”にある」と指摘。市場では、これまでオンラインゲームの弊害を厳しく非難していた論調とは明らかに変化した――と受け止められている。</font></font></font></p>
<p align=”left”><font size=”5″
><font size=”3″ ><font face=”MS ゴシック”
color=”#0000ff”><strong><法人向け事業強化も影響回避の一環></strong></font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> また、テンセントは9月末、会社組織の再編を発表。クラウドサービスなど法人向け事業を集約し、同事業をテコ入れする方針を明らかにしている。クラウドのほか、ビッグデータや人工知能(AI)を活用した小売、教育、医療など各種事業に注力していく考えだ。</font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> 当局の規制強化を受け、オンラインゲームなど個人向け事業の先行き不透明感が強まっていることが背景にある。証券ブローカー各社は同戦略を前向きに評価。例えばモルガン・スタンレーは、自動車メーカーなどとの提携を通じて法人向け事業のさらなる成長が期待できると分析している。その上で、目標株価を420.00香港ドル、投資判断を「オーバーウエート」に維持した。</font></font></font></p>
<p align=”center”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”><img border=”0″ alt=”" src=”http://www.ashuir.com/merumagashozai/img1811/181106_2.jpg” width=”491″ height=”350″></font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”> テンセントを巡ってはほかに、来週14日に発表予定の第3四半期(7~9月)決算が目先の焦点となりそうだ。BOAメリルリンチは最新リポートで、同期売上高が前年同期比21%増の790億人民元に達すると予想。うちゲーム収入は前年同期比で3%減少するものの、前四半期比では4%増加するとみている。</font></font></font></p>
<p align=”center”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”><img border=”0″ alt=”" src=”http://www.ashuir.com/merumagashozai/img1811/181106_3.jpg” width=”571″ height=”194″></font></font></font></p>
<p align=”left”><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”><strong>【会社概要】</strong><br>
「QQ」で知られる総合ネット企業大手。VASとオンライン広告が2本柱。看板商品の「QQ」で築いた顧客基盤とブランド力を背景に、SNSやオンラインゲームなど新サービスを打ち出してきた。近年は、スマホ向けメッセージアプリ「微信」の利用者が急増。同サービスを基盤に、各事業の収益を伸ばしている。戦略投資にも意欲的。11年にセキュリティソフトの金山軟件(3888/HK)、14年にECの京東商城に出資したほか、16年にはフィンランドのゲーム大手スーパーセルを買収。17年以降は小売事業に投資し、永輝超市(601933/SH)、カルフール中国への出資が相次いで明らかとなった。</font></font></font><font color=”#0000ff” size=”5″><font color=”#000000″ size=”3″><font face=”MS ゴシック”>
</p></font></font></font></td></tr></tbody></table></div></dt></dl>
</body>
</html>

ashuir_bnr02

購読者様専用フォーム

ログインステータス

You are not logged in.

検索

メルマガのご案内

カテゴリー

ashuir_bnr02